Ubuntu 18.04 にTeXlive2018をインストール

LaTeX のインストールについては、apt-get による様々な方法が説明されています。しかし、何れの方法をとっても、RStudio において R Markdown を PDF に変換できないのです。何かが足りないようではあるのですが、その何かが分からない。エラーログが、もう少しユーザフレンドリーであったらな~

そこで、最も確実なインストール方法として TeX Live ホームページの手順に従うことにしたものです。

手順

  1. インストーラのダウンロード
  2. インストーラによる TeXlive のインストール
  3. シンボリックリンクの作成

1.インストーラのダウンロード

TeX Live ホームページに行き、”download” をクリックする。

遷移したページの中から、「install-tl-unx.tar.gz (3mb)」をクリックしてダウンロードする。

ダウンロードしたファイルを解凍します。

2.インストーラによる TeXlive のインストール

TeXlive のインストールは、次のコマンドを実行するだけです。

これを実行すると、ズラズラとメッセージが表示され、最後に次のメッセージが表示され、待ち状態になります。

ここで、「i」を入力して、Enter キーを押下するとインストールが始まります。
時間はかかりますが、操作が単純で余分なことをせずにフルインストールができるのが、素晴らしい点です。

3.シンボリックリンクの作成

インストールが完了したら、”/usr/local/bin”以下にシンボリックリンクを作成します。

(注):「2018」の部分は、TeXLive のリリースバージョン(年)毎に異なります。
これにてTeXliveのインストールは完了です。

動作確認

(1) TeX 文書

次の文書を、”sample.tex” として保存します。

端末から、次のコマンドを入力し、PDF 文書が作成されるかを確認します。

(2) R Markdown

RStudio から次の R Markdown を入力し、knit します。

「mainfont」は、自分の環境に合わせ変更してください。日本語フォントを指定しないと、日本語部分が削除され「2018712」と表示されます。

latex_engine について

latex_engine: lualatex としても latex_engine: xelatex としても、問題なく動作しました。
しかし、これを指定しないとエラーで動作が停止しますので、必ず指定してください。

(参考サイト)

  1. TeX Live 2018 のインストール
  2. Ubuntu 14.04 LTSにTeXlive2015をインストール

-以上-

RStudioで日本語PDF

1.環境

項目 内容
OS windows7
R 3.5.0
knitr 1.20
RStudio 1.1.453
TeXディストリ w32Tex 角藤版

2.R Markdown

RStudioで、新規R Markdownを選択した時に作成される雛形文書そのもの。

3.結果

このまま実行した時の結果。
! Package inputenc Error: Unicode char 蟷エ (U+5E74)

(inputenc) not set up for use with LaTeX.

エラー: Failed to compile 雛形Rmd.tex. See 雛形Rmd.log for more info.
実行が停止されました

どうやら、日本語(Unicode)処理ができないらしい。

4.原因

PDF文書を指定すると、デフォルトのTexとして
(1) windows : MikTex
(2) OSX : MacTex
(3) Linux : TeX Live
のエンジンが使用されるため。
TeX Wikiによれば、
MiKTeX は Microsoft Windwos 向けの TeX のディストリビューションです. TeX Live と並んで国際的に広く使われていますが,日本語 pTeX が含まれていません. 特別な理由がない限り TeX Live または W32TeX の利用をおすすめします.
とのこと。

5.対策

YAMLヘッダーに明示的に、latex_engine として、UTF-8 ベースの TeX を指定する必要があるようです。

文書全体を以下に示します。

6.最後に

Rmdファイルに日本語名を使用したら、見事にコケました
windows上では、日本語のファイル名は使用できないようですので注意してください。
(追)
Linux(Ubuntu18.04)では、日本語ファイル名が問題なく使用できました。

追伸

再テストの結果、上記のR Markdown が一切動作しなくなりました。
Windows 上も Virtual Box の Ubuntu 上でも!
思い当たる点は、
(1) windows – 角藤版を最新にしようとインストーラを起動したこと。結果的には、何もせずキャンセルしたのだが・・・・
(2) Ubuntu – Tex Live のtlmgr が動かないので、その周りの更新等を行ったこと。

一旦、w32Tex(Windows)とTexLive(Ubuntu)を削除し、w32Texは再インストールした。
(Tex Live の再インストールは保留中)
それでも、結果は変わらず。
エラーログからは、エラー内容が全く読み取れず、対策の打ちようがない。
思い悩んだ挙句、思いついたのが「latex_engine」の変更。
「TeXworks」のタイプセットに表示されるものを指定してみよう!
① pdfplatex
指定不可。指定できるのは、pdflatex,lualatex,xelatex の何れかとのこと。
② pdflatex
しからばと、これを指定するも、想定通り Unicode 周りでエラー。
③ lualatex
万歳!問題なくPDFが出力される。
④ xelatex
念のために試してみたが、やはりエラーとなる。

結果として、私の現在の環境では「lualatex」を指定すれば良いようです。
注意
YAMLヘッダに「mainfont」を指定しないと、日本語が表示されないので、次の様に指定する必要があります。

なお、「Meiryo」の部分を「メイリオ」と指定することができませんでしたので、ご注意の程を!

R 起動コマンドの改善(windows編)

RGui を閉じる際に、毎回ワークスペースの保存有無を聞かれるが、答えはいつも[n」なのに・・・
「q(‘n’)」とするのも面倒だし。
こちらのPDF文書およびSlide Shareに、その解決策が記載されていました。
保存有無を問わないようにするには、次の何れかを指定します。

–save ワークスペースを保存して終了
–no-save ワークスペースを保存しないで終了

これを、R のインストール時に作成されたショートカットに設定します。
保存しない場合の設定は、次の通りです。
(1) ショートカットを右クリック、プロパティを開く。
(2) プロパティの「リンク先」を次の通り変更する。
(変更前)”C:\Program Files\R\R-3.5.0\bin\x64\Rgui.exe” –cd-to-userdocs
(変更後)”C:\Program Files\R\R-3.5.0\bin\x64\Rgui.exe” –cd-to-userdocs –no-save
(Rgui の場所は、自分の環境に合わせて変更してください。)
(3) 「OK」をクリックして、変更を保存する。

ubuntu 18.04 への R 3.5 のインストール

UBUNTU PACKAGES FOR Rからの引用。
手順は以下の通り。

/etc/opt/sources.listの編集

最新のR 3.5パッケージを入手するため、/etc/apt/sources.list の最下行に次のエントリを追加する。

追加は、vim でも gedit でも好きなエディタでよい。例えば、gedit なら

とし、上記コードを最下行にコピペし「保存」すればよい。
その際、何やらかんやらメッセージが出るが、ファイルは更新されているので無視してよい。

鍵の設定

(2018/11/15追加)
Ubuntu 鍵サーバにある2番目の鍵に問題があるので、次の何れかの方法でキーを登録する必要がある。

詳しくは、こちらを参照。

R のインストール