属性は、HTML要素に関する追加情報を規定します。
文書の言語は、<html> タグで宣言することができます。
言語は、lang 属性で宣言します。
言語を宣言することは、ユーザ補助アプリケーション(スクリーンリーダ)や検索エンジンには重要です:
<!DOCTYPE html>
<html lang="en-US">
<body>
<h1>My First Heading</h1>
<p>My first paragraph.</p>
</body>
</html>
先頭2文字は、言語 (en) を指定しています。方言が存在する場合は、更に2つ文字(US)を使用します。
HTML の段落は、<p> タグで定義します。
この例では、<p> 要素は title 属性を持っています。 属性の値は、"About W3Schools" です:
<p title="About W3Schools">
W3Schools is a web developer's site.
It provides tutorials and references covering
many aspects of web
programming,
including HTML, CSS, JavaScript, XML, SQL, PHP, ASP,
etc.
</p>
要素の上にマウスを移動すると、タイトルがツールチップとして表示されます。
HTML リンクは、<a> タグで定義されます。リンクのアドレスは、href 属性で指定します:
このチュートリアルの後段で、リンクと <a> タグについてより詳しく学習します。
HTML 画像は、<img> タグで定義されます。
ソースのファイル名 (src) と画像のサイズ (width と height) は、全て 属性として指定します:
画像のサイズはピクセルで指定します:width="104" は、104 スクリーンピクセル幅の意です。
このチュートリアルの後段で、画像と <img> タグについてより詳しく学習します。
alt 属性は、HTML 要素が表示出来ない場合に使用する代替テキストを指定します。
属性の値は「スクリーンリーダ」で読み取ることができます。このように、web ページを「聞いている」誰か(例えば視覚障害者)が、 要素を「聞く」ことができます。
HTML5 標準は、小文字の属性名を要求していません。
title 属性は、Title や TITLE のように大文字または小文字で書くことができるます。
W3C は、HTML4 で小文字を推奨しており、また XHTML のような厳密な文書タイプには、 小文字の使用を要求しています。
W3Schools では、常に小文字の属性名を使うようにしています。
HTML5 標準は、属性を引用符で括ることを要求していません。
上で示した href 属性は、次のようにも書くことができます:
W3C は、HTML4 で引用符で括ることを推奨しており、また XHTML のような厳密な文書タイプには、 引用符で括ることを要求しています。
時には、引用符で括る必要があます。それは、スペースが含まれている場合で、引用符で括らないと正しく表示されません:
引用符を使用することが最も一般的です。引用符を省略するとエラーが発生する場合があります。
W3Schools では、常に属性値の周りに引用符を使うようにしています。
HTML では、ダブルコーテーションが最も一般的ですが、シングルコーテーションも使用できます。
ある状況では、属性値自体にダブルコーテーションが含まれている場合がありますが、 この場合はシングルコーテーションを使用する必要があります:
<p title='John "ShotGun" Nelson'>
またはその逆に
<p title="John 'ShotGun' Nelson">
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下は、HTML でよく使用される属性の一部のアルファベット順リストです:
属性 | 説明 |
---|---|
alt | 画像の代替テキストを指定する |
disabled | input 要素が無効であることを指定する |
href | リンクの URL (web アドレス) を指定する |
id | 要素のユニークな id を指定する |
src | 画像の URL (web アドレス) を指定する |
style | 要素のインライン CSS style を指定する |
title | 要素に関する特別な情報を指定する (ツールチップとして表示される) |
value | input 要素の値 (テキストコンテンツ) を指定する |
HTML:各 HTML 要素に対するすべての属性の完全なリストは、HTML タグリファレンス に記載してています。