HTML エンティティ

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HTML の予約文字は、文字エンティティに置き換えなければなりません。

キーボードにない文字は、エンティティに置き換えることもできます。


HTML エンティティ

文字の一部は、HTML で予約されています。

テキスト内で「より小」(<) または「より大」(>) を使用した場合、ブラウザはタグとして取扱う可能性があります。

文字エンティティは、HTML の予約文字を表示するために使用します。

文字エンティティは次のように指定します:

&entity_name;

OR

&#entity_number;

「より小」(<) の記号を表示するには、&lt; または &#60; と書かなければなりません。

エンティティ名を使用する利点: 名前の方が覚えやすい。
エンティティ名を使用する欠点: ブラウザは全てのエンティティ名をサポートしていないが、番号の方は全てをサポートしている。


ノンブレーキング・スペース

HTML で使用される一般的な文字エンティティは、ノンブレーキング・スペースです:&nbsp;

ノンブレーキング・スペースは、改行しないスペースです。

ノンブレーキング・スペースで区切られた 2 つの単語は、改行しないで繋がったままです。

例:

ノンブレーキング・スペースのもう一つの一般的な使用方法としては、HTML ページのスペースをブラウザが切り捨てるのを防ぐことです。

テキストに 10 個のスペースを入れたとしても、ブラウザは 9 個のスペースを削除します。 テキストに実際のスペースを追加しようとする場合には、&nbsp; 文字エンティティが使用できます。

ノンブレーキング・ハイフォン ( &#8209;) は、改行しないハイフン (‑) に使用できます。


その他の有益な HTML 文字エンティティ(一部分)

結果 説明 エンティティ名 エンティティ番号
ノンブレーク・スペース &nbsp; &#160;
< より小 &lt; &#60;
> より大 &gt; &#62;
& アンパサンド &amp; &#38;
¢ セント &cent; &#162;
£ ポンド &pound; &#163;
¥ &yen; &#165;
ユーロ &euro; &#8364;
© コピーライト &copy; &#169;
® 登録商標 &reg; &#174;

 エンティティ名は、大文字と小文字を区別します。


ダイアクリティカルマークとの組合せ

ダイアクリティカルマークは、文字に加える "グリフ"です。

グレイブ (  ́) やアキュート (  ̀) のような幾つかのダイアクリティカルマークは、アクセントと呼ばれます。

ダイアクリティカルマークは、文字の上と下の双方、文字の内部、および 2 つの文字の間に表示することができます。

ダイアクリティカルマークは、ページで使用する文字セット(エンコード)に存在しない文字を生成するため、 英数字と組み合わせて使用することができます。

次にいくつかの例を示します:

マーク 文字 組立て 結果
 ̀ a a&#768;
 ́ a a&#769;
̂ a a&#770;
 ̃ a a&#771;
 ̀ O O&#768;
 ́ O O&#769;
̂ O O&#770;
 ̃ O O&#771;

このチュートリアルの次の章で、HTML シンボルの詳細がご覧いただけます。


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