JavaScript Break と Continue

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break 文は、ループから「抜け出し」ます。

continue 文は、ループ内の 1 つの繰り返しを「ジャンプ」します。


Break 文

このチュートリアルの前章で、break 文の使用についてはすでに見てきました。それは、switch() 文から「抜け出す」ために使用していました。

break 文は、ループからすためにも使用できます。

break 文は、ループを抜け出し、ループの後にコードを実行し続けます(存在する場合):

for (i = 0; i < 10; i++) {
    if (i === 3) { break; }
    text += "The number is " + i + "<br>";
}
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Continue 文

continue 文 は、指定の条件が発生した場合(ループ内の)1回の反復を抜け出し、ループ内の次の反復処理を続行します。

次の例では、値 3 をスキップします:

for (i = 0; i < 10; i++) {
    if (i === 3) { continue; }
    text += "The number is " + i + "<br>";
}
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JavaScript ラベル

JavaScript 文にラベルを付けるには、文の前にラベル名とコロンを付けます:

label:
statements

break と continue 文は、コードブロックから「抜け出る」唯一の JavaScript 文です。

構文:

break labelname;

continue labelname;

continue 文(ラベル参照の有無にかかわらず)は、1つのループ反復をスキップするためにのみ使用できます。

ラベルを参照しない break 文は、ループまたはスイッチから抜け出すためにのみ使用できます。

ラベル 参照を使用すると、break 文を使用して任意のコードブロックから抜け出すことができます:

var cars = ["BMW", "Volvo", "Saab", "Ford"];
list: {
    text += cars[0] + "<br>";
    text += cars[1] + "<br>";
    text += cars[2] + "<br>";
    break list;
    text += cars[3] + "<br>";
    text += cars[4] + "<br>";
    text += cars[5] + "<br>";
}
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コードブロックは、{ と } の間のコードのブロックのことです。


練習問題による自己診断

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