true か false かをテストするために、比較演算子と論理演算子を使用します。

比較演算子

比較演算子は、変数や値が等しいか異なるかを判断するため、論理ステートメントの中で使用します。

下の表は、x = 5 とした場合の比較演算を説明しています：

演算子	説明	比較	戻り値	Try it
==	等しい	x == 8	false	Try it »
		x == 5	true	Try it »
		x == "5"	true	Try it »
===	値と型が等しい	x === 5	true	Try it »
===	値と型が等しい	x === "5"	false	Try it »
!=	not equal	x != 8	true	Try it »
!==	値か型が等しくない	x !== 5	false	Try it »
		x !== "5"	true	Try it »
		x !== 8	true	Try it »
>	より大きい	x > 8	false	Try it »
<	より小さい	x < 8	true	Try it »
>=	以上	x >= 8	false	Try it »
<=	以下	x <= 8	true	Try it »

どのように使用できるか

比較演算子を条件文で使用すると、値を比較し、結果に応じてアクションを実行できます：

このチュートリアルの次の章で、条件文の使用方法について詳しく説明します。

論理演算子

論理演算子は、変数または値間の論理を決定するために使用します。

下の表は、x = 6 および y = 3 とした場合の論理演算子を説明しています：

演算子	説明	例	Try it
&&	and	(x < 10 && y > 1) is true	Try it »
\|\|	or	(x == 5 \|\| y == 5) is false	Try it »
!	not	!(x == y) is true	Try it »

条件付き（3項）演算子

JavaScript には、条件に基づいて変数に値を代入する条件演算子も含まれています。

構文

例

変数 age が 18 歳未満の場合、変数 voteable の値は "Too young"になり、それ以外の場合 voteable の値は "Old enough" になります。

異なる型の比較

異なる型のデータを比較すると、予期しない結果が生じることがあります。

文字列と数値を比較する場合、JavaScript は比較を行うときに文字列を数値に変換します。空の文字列は 0 に変換されます。数値以外の文字列は NaN に変換され、常に false になります。

2つの文字列を比較すると、（アルファベット的には）1 は 2 より小さいため、"2" は "12" より大きくなります。

適切な結果を確実にするためには、比較の前に変数を適切な型に変換する必要があります：

age = Number(age);
if (isNaN(age)) {
voteable = "Error in input";
} else {
voteable = (age < 18) ? "Too young" : "Old enough";
}

JavaScript 比較と論理演算子

比較演算子