JSONの一般的な使い方は、Webサーバとの間でデータを交換することです。
Webサーバにデータを送信する場合、データは文字列でなければなりません。
JSON.stringify()でJavaScriptオブジェクトを文字列に変換します。
JavaScriptで次のオブジェクトがあったとします：
var obj = { "name":"John", "age":30, "city":"New
York"};
JavaScript関数のJSON.stringify()を使用して、これを文字列に変換します。
var myJSON = JSON.stringify(obj);
結果は、JSON表記に従う文字列になります。
これで、myJSONは文字列になり、サーバに送信する準備が整ったことになります：
var obj = { "name":"John", "age":30, "city":"New York"};
var myJSON =
JSON.stringify(obj);
document.getElementById("demo").innerHTML = myJSON;
Try it Yourself »
JSONをサーバに送信する方法については、次の章で学習します。
JavaScript配列を文字列化することもできます：
JavaScript形式の次の配列があったとします：
var arr = [ "John", "Peter", "Sally", "Jane" ];
JavaScript関数のJSON.stringify()を使用して文字列に変換します。
var myJSON = JSON.stringify(arr);
結果は、JSON表記に従う文字列になります。
これで、myJSONは文字列になり、サーバに送信する準備が整ったことになります：
var arr = [ "John", "Peter", "Sally", "Jane" ];
var myJSON =
JSON.stringify(arr);
document.getElementById("demo").innerHTML = myJSON;
Try it Yourself »
JSONをサーバに送信する方法については、次の章で学習します。
JSONでは、日付オブジェクトは使用できません。 JSON.stringify()関数は、全ての日付を文字列に変換します。
var obj =
{ "name":"John", "today":new Date(), "city":"New York"};
var myJSON = JSON.stringify(obj);
document.getElementById("demo").innerHTML = myJSON;
Try it Yourself »
文字列をレシーバの日付オブジェクトに変換することができます。
JSONでは、関数はオブジェクトの値として使用できません。
JSON.stringify()関数は、JavaScriptオブジェクトから関数とキーと値の両方を削除します：
var obj =
{ "name":"John", "age":function () {return 30;}, "city":"New York"};
var myJSON = JSON.stringify(obj);
document.getElementById("demo").innerHTML = myJSON;
Try it Yourself »
これは、JSON.stringify()関数を実行する前に関数を文字列に変換する場合は省略できます。
var obj =
{ "name":"John", "age":function () {return 30;}, "city":"New York"};
obj.age = obj.age.toString();
var myJSON = JSON.stringify(obj);
document.getElementById("demo").innerHTML = myJSON;
Try it Yourself »
JSONで関数を使うのは避けるべきです。関数はスコープを失い、eval()を使って関数に変換する必要があります。
JSON.stringify()関数は、すべての主要なブラウザと最新のECMAScript（JavaScript）標準に含まれています：
| Web ブラウザ・サポート |
|---|
|