JavaScript Math オブジェクトは、数値に対する数学的な作業を実行可能にします:
Math.round(x) は、x を最も近い整数に丸めた値にして返します:
Math.pow(x, y) は、x の値を y 乗して返します:
Math.sqrt(x) は、x の平方根を返します:
Math.abs(x) は、x の絶対値(正の値)を返します:
Math.ceil(x) は、x に最も近い整数に切り上げた値を返します:
Math.floor(x) は、x に最も近い整数に切り下げた値を返します:
Math.sin(x) は、角度 x(ラジアン指定)の sine (-1 と 1 の間の値)を返します。
ラジアンの代わりに度数を使用する場合は、度数をラジアンに変換する必要があります:
ラジアン = 角度 x PI / 180.
Math.sin(x) は、角度 x(ラジアン指定)の cosine (-1 と 1 の間の値)を返します。
ラジアンの代わりに度数を使用する場合は、度数をラジアンに変換する必要があります:
ラジアン = 角度 x PI / 180.
Math.min() と Math.max() は、引数のリスト中における最小値または最大値を探すために使用できます:
Math.random() は、0 以上 1 未満の間の乱数を返します:
このチュートリアルの次の章で Math.random() について学習します。
JavaScriptには、Math オブジェクトでアクセスできる 8 つの数学定数が用意されています:
Math.E // returns Euler's number
Math.PI // returns PI
Math.SQRT2 // returns the square root of 2
Math.SQRT1_2 // returns the square root of 1/2
Math.LN2 // returns the natural logarithm of 2
Math.LN10 // returns the natural logarithm of 10
Math.LOG2E // returns base 2 logarithm of E
Math.LOG10E // returns base 10 logarithm of E
Try it Yourself »
他のグローバルオブジェクトとは異なり、Math オブジェクトにはコンストラクタがありません。メソッドとプロパティは static です。
すべてのメソッドとプロパティ(定数)は、Math オブジェクトを作成せずに使用できます。
メソッド | 説明 |
---|---|
abs(x) | x の絶対値を返します |
acos(x) | x の cos-1 をラジアンで返します |
asin(x) | x の sin-1 をラジアンで返します |
atan(x) | x の tan-1 を、-PI / 2 と PI / 2 ラジアンの間の数値で返します |
atan2(y, x) | 引数の商の tan-1 を返します |
ceil(x) | 最も近い整数に切り上げた x の値を返します |
cos(x) | x の cos を返します(x はラジアンです) |
exp(x) | Ex の値を返します |
floor(x) | 最も近い整数に切り捨てた x の値を返します |
log(x) | x の自然対数(底 E)を返します |
max(x, y, z, ..., n) | 最大の値を持つ数値を返します |
min(x, y, z, ..., n) | 最小の値を持つ数値を返します |
pow(x, y) | x を y 乗した値を返します |
random() | 0 と 1 の間の乱数を返します |
round(x) | 最も近い整数に丸めた x の値を返します |
sin(x) | x の sin を返します(x はラジアンです) |
sqrt(x) | x の平方根を返します |
tan(x) | 角度の tan を返します |
完全なリファレンスは、完全な Math オブジェクトリファレンスをご覧ください。
リファレンスには、すべての Math プロパティとメソッドの説明と例が含まれています。
Exercise 1 » Exercise 2 » Exercise 3 » Exercise 4 »