PHP array_slice() 関数

❮ PHP 配列リファレンス

例

3番目の配列要素からスライスを開始し、配列の残りの要素を返します：

<?php
$a=array("red","green","blue","yellow","brown");
print_r(array_slice($a,2));
?>
例の実行 »
注意：

定義と用法

array_slice() 関数は、選択した部分の配列を返します。

注: 配列のキーが文字列である場合、返される配列のキーは常に保護されます（例4を参照）。

構文

array_slice(array,start,length,preserve)

パラメータ 説明
array 必須。配列を指定する
start 必須。数値。関数がスライスする場所を指定する。 0 = 最初の要素。 この値をマイナスの数値に設定した場合、関数は最後の要素からスライスを開始する。 -2は、配列の最後から2番目の要素から開始することを意味する。
length 任意。数値。返す配列の長さを指定する。 この値をマイナスの値に設定した場合、関数は最後の要素から数えた位置でスライスを停止します。この値を設定していない場合、 関数は、start-parameterで設定した位置からすべての要素を返します。
preserve 任意。関数がキーを保護するか、リセットするかを指定する。指定可能な値：
  • true -  キーを保護する
  • false - デフォルト。キーをリセットする

技術内容
返り値： 選択した部分の配列を返します
PHP バージョン： 4+
変更歴 preserve パラメータは、PHP 5.0.2 で追加されました

その他の例

例 1

2番目の配列要素からスライスを開始し、2つの要素だけを返します：

<?php
$a=array("red","green","blue","yellow","brown");
print_r(array_slice($a,1,2));
?>
例の実行 »

例 2

マイナスの開始パラメータを使用します：

<?php
$a=array("red","green","blue","yellow","brown");
print_r(array_slice($a,-2,1));
?>
例の実行 »

例 3

preserve パラメータをtrueに設定します：

<?php
$a=array("red","green","blue","yellow","brown");
print_r(array_slice($a,1,2,true));
?>
例の実行 »

例 4

文字列キーと整数キーの両方で：

<?php
$a=array("a"=>"red","b"=>"green","c"=>"blue","d"=>"yellow","e"=>"brown");
print_r(array_slice($a,1,2));

$a=array("0"=>"red","1"=>"green","2"=>"blue","3"=>"yellow","4"=>"brown");
print_r(array_slice($a,1,2));
?>
例の実行 »
❮ PHP 配列リファレンス