SQL 一般的なデータ型

❮ 前章へ 次章へ ❯

>データ型は、列に格納できる値の種類を定義します。


SQL の一般的なデータ型

データベーステーブルの各列は、名前とデータ型を持つことが要求されます。

SQL の開発者は、SQLテーブルを作成するときに、テーブルの各列に、 どのようなタイプのデータを格納するのかを決定する必要があります。 データ型は、各列内に期待されているデータの型を理解するための、SQL の ラベルでありガイダンスです。また、それは SQL が格納データとの対話方法を識別します。

次のテーブルは、SQL における一般的なデータ型のリストです:

データ型 説明
CHARACTER(n) 文字列。固定長 n
VARCHAR(n) または
CHARACTER VARYING(n)
文字列。可変長。最大長 n
BINARY(n) バイナリ文字列。固定長 n
BOOLEAN TRUE または FALSE を格納
VARBINARY(n) または
BINARY VARYING(n)
バイナリ文字列。可変長。最大長 n
INTEGER(p) 整数。精度 p
SMALLINT 整数。精度 5
INTEGER 整数。精度 10
BIGINT 整数。精度 19
DECIMAL(p,s) 真数、精度 p、小数点以下 s。例: decimal(5,2) は、小数点の前が3桁で、小数点の後が2桁の数値
NUMERIC(p,s) 真数、精度 p、小数点以下 s。(DECIMAL に同じ)
FLOAT(p) 概数、仮数部精度 p。10進指数表記の浮動小数点数。 この型の size 、最小精度を指定する1桁の数値から成っている
REAL 概数、仮数部精度 7
FLOAT 概数、仮数部精度 16
DOUBLE 精度 概数、仮数部精度 16
DATE 年、月、日の値を格納
TIME 時、分、秒の値を格納
TIMESTAMP 年、月、日、時、分、秒の値を格納
INTERVAL 時間間隔の種類により、期間を表す多数の整数フィールドから構成される
ARRAY 要素の set-length と順序付きコレクション
MULTISET 要素の可変長と順序なしコレクション
XML Stores XML data

SQL データ型クイック・リファレンス

いろいろなデータベースが、様々なデータ型定義の選択を提供しています。

次の表は、各種データベースプラットフォーム間におけるデータ型の一般的な名前のいくつかを示しています:

データ型 Access SQLServer Oracle MySQL PostgreSQL
boolean Yes/No Bit Byte N/A Boolean
integer Number (integer) Int Number Int
Integer
Int
Integer
float Number (single) Float
Real
Number Float Numeric
currency Currency Money N/A N/A Money
string (fixed) N/A Char Char Char Char
string (variable) Text (<256)
Memo (65k+)
Varchar Varchar
Varchar2
Varchar Varchar
binary object OLE Object Memo Binary (fixed up to 8K)
Varbinary (<8K)
Image (<2GB)
Long
Raw
Blob
Text
Binary
Varbinary

注: データ型は、データベースによっては名前が異なるかもしれません。 名前が同じであっても、サイズ及びその他の詳細は異なっているかもしれません! 常にマニュアルを確認してください!


❮ 前章へ 次章へ ❯