一般的な用紙のサイズのうち、A表記のものはA版と呼ばれ、19世紀末のドイツの物理学者オズワルドによって提案された、ドイツの工業規格を採用したものです。現在では国際規格になっています。B表記のB判は、江戸時代の美濃紙の規格をもとに作成した日本独自の規格です。それぞれ1番大きなサイズをA0(1189×841mm)、B0(1456×1030mm)とし、0から10まで数値が上がるにつれてサイズが小さくなります。長方形の長いほうの辺で半分に折ると、一つ小さいサイズになるのですが、このときつねに相似した形となるよう縦と横の比率は1:√2と決められています(このような長方形を、白銀長方形といいます)。