JSON 構文

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JSONの構文は、JavaScript構文のサブセットです


JSON構文規則

JSON構文は、JavaScriptオブジェクト表記構文から派生したものです:


JSONデータ - 名前と値

JSONデータは、名前/値のペアとして記述します。

名前/値のペアは、二重引用符で括ったフィールド名の後にコロンが続き、その次に値が来る形式で構成します:

"name":"John"

JSON の名前に二重引用符は必須です。JavaScriptには必要ありません。


JSON - JavaScriptオブジェクトへの評価

JSON形式はJavaScriptオブジェクトとほぼ同じです。

JSONにおけるキーは、文字列で二重引用符で囲まなければなりません:

JSON

{ "name":"John" }

JavaScriptでのキーは、文字列、数字、または識別子の名前です;

JavaScript

{ name:"John" }

JSONの値

JSONのは、次の型の1つでなければなりません:

JavaScriptの値には上記のものだけでなく、以下を含む、他の有効なJavaScript式が含まれます:

JSONでは、文字列値を二重引用符で囲まなければなりません:

JSON

{ "name":"John" }

JavaScriptでは、文字列の値を二重引用符または一重引用符で書くことができます:

JavaScript

{ name:'John' }

JavaScript構文を使用するJSON

JSON構文はJavaScriptオブジェクトの表記法から派生しているため、 JavaScript内でJSONを取扱うのに、特別なソフトウェアは必要ありません。

JavaScriptを使用すると、次のようにオブジェクトの作成と、データの代入ができます:

var person = { "name":"John", "age":31, "city":"New York" };

次のようにJavaScriptオブジェクトにアクセスできます:

// returns John
person.name;
Try it Yourself »

次のようにアクセスすることもできます:

// returns John
person["name"];
Try it Yourself »

データは次のように変更できます:

person.name = "Gilbert";
Try it Yourself »

次のように変更することもできます:

person["name"] = "Gilbert";
Try it Yourself »

このチュートリアルの後半で、JavaScriptオブジェクトをJSONに変換する方法を学習します。


JSONとしてのJavaScript配列

JavaScriptオブジェクトをJSONとして使用するのと同じ方法で、JavaScript配列をJSONとして使用することもできます。

このチュートリアルの後半で、JSONとしての配列について学びます。


JSON ファイル


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