JSON 対 XML

JSONとXMLの両方ともに、Webサーバからの受信データに使用することができます。

次のJSONとXMLの例は、employees オブジェクトを3人の従業員の配列で定義しています

JSONの例

{"employees":[
    { "firstName":"John", "lastName":"Doe" },
    { "firstName":"Anna", "lastName":"Smith" },
    { "firstName":"Peter", "lastName":"Jones" }
]}

XMLの例

<employees>
    <employee>
      <firstName>John</firstName> <lastName>Doe</lastName>
    </employee>
    <employee>
      <firstName>Anna</firstName> <lastName>Smith</lastName>
    </employee>
    <employee>
      <firstName>Peter</firstName> <lastName>Jones</lastName>
    </employee>
</employees>

JSONとXMLの類似点

理由は以下の通りです：

JSONとXMLのどちらも「自己記述型」（人間が読める形式）です
JSONとXMLのどちらも階層的です（値の中の値）
JSONとXMLのどちらもパース可能で、多くのプログラミング言語で使用できます
JSONとXMLのどちらもXMLHttpRequestで取得できます

JSONとXMLの異なる点

理由は以下の通りです：

JSONは終了タグを使用しません
JSONは短い
JSONの読み書きが高速です
JSONは配列を使用できます

最大の違いは次の通りです：

XMLはXMLパーサでパースする必要があります。JSONは標準のJavaScript関数でパースできます。

JSONがXMLより優れている理由

XMLはJSONよりもはるかにパースが難しい。
JSONは、既成のJavaScriptオブジェクトでパースします。

AJAXアプリケーションの場合、JSONはXMLよりも高速で簡単です：

XMLの使用

XML文書を取得する
XML DOMを使用して文書をループする
値を抽出して変数に格納する

JSONの使用

JSON文字列を取得する
JSON文字列にJSON.Parseする

❮ 前章へ次章へ ❯