HTMLでの JavaScript ステートメントは、Web ブラウザによって「実行」される「命令」です。
次のステートメントは、id="demo" の HTML 要素内に "Hello Dolly." を書き込むようブラウザに指示します:
ほとんどの JavaScript プログラムには、多くの JavaScript ステートメントが含まれています。
ステートメントは、記述した順に 1 つずつ実行されます。
この例では、x、y、z に値を代入し、最終的に z を表示します:
var x, y, z;
x = 5;
y = 6;
z = x + y;
document.getElementById("demo").innerHTML =
z;
Try it Yourself »
JavaScript プログラム(JavaScript ステートメント)は、多くの場合、JavaScript コードと呼ばれます。
JavaScript ステートメントはセミコロンで区切ります。
各実行ステートメントの最後にセミコロンを追加します:
var a, b, c;
a = 5;
b = 6;
c = a + b;
Try it Yourself »
セミコロンで区切ると、1行に複数のステートメントを記述することができます:
a = 5; b = 6; c = a + b;
Try it Yourself »
Web には、セミコロンのない例を見受けることがあります。
ステートメントをセミコロンで終了する必要はありませんが、できるだけセミコロンで終了するようにしてください。
JavaScript は複数のスペースを無視します。スクリプトに空白を追加して読みやすくすることができます。
次の行は同等です:
var person = "Hege";
var person="Hege";
演算子( = + - * / )の前後にスペースを入れるは良い習慣です。
var x = y + z;
読みやすくするために、プログラマは 1 行内の文字を 80 文字以内にしようとします。
JavaScript のステートメントが 1 行に収まらない場合、改行するのに最適な場所は演算子の後です:
JavaScript ステートメントは、波括弧 {...} の内部にコードブロックでグループ化できます。
コードブロックの目的は、同時に実行されるステートメントを定義することです。
ステートメントが、ブロックにグループ化されている場所の1つは JavaScript 関数です:
function myFunction() {
document.getElementById("demo1").innerHTML = "Hello Dolly.";
document.getElementById("demo2").innerHTML = "How are you?";
}
Try it Yourself »
このチュートリアルでは、コードブロック用のインデントに4つのスペースを使用します。
関数の詳細については、このチュートリアルの後半で説明します。
JavaScript ステートメントは、実行する JavaScript アクションを識別するキーワードで始まることがよくあります。
ここでは、このチュートリアルで学ぶいくつかのキーワードのリストを示します:
キーワード | 説明 |
---|---|
break | スイッチまたはループを終了する |
continue | ループから抜けて、先頭から開始する |
debugger | JavaScript の実行を停止し、デバッグ関数を呼び出す(使用可能な場合) |
do ... while | ステートメントのブロックを実行し、条件が真である間はブロックを繰り返す |
for | 条件が真である限り、実行するステートメントのブロックをマークする |
function | 関数を宣言する |
if ... else | 条件に応じて、実行する文のブロックをマークする |
return | 関数を抜ける |
switch | 様々なケースに応じて、実行するステートメントのブロックをマークする |
try ... catch | ステートメントのブロックにエラー処理を実装する |
var | 変数を宣言する |
JavaScript キーワードは予約語です。予約語は変数名としては使用できません。