JSON 構文


JSONの構文は、JavaScript構文のサブセットです


JSON構文規則

JSONの構文は、JavaScriptオブジェクト記述構文のサブセットです:


JSONデータ - 名前と値

JSONデータは、名前/値のペアとして記述します。

名前/値のペアは、二重引用符で括ったフィールド名の後にコロンが続き、その次に値が来る形式で構成されます:

"firstName":"John"


JSONの値

JSONの値は次の形式を取ることができます:


JSONオブジェクト

JSONオブジェクトは、波括弧の中に記述します。

JavaScriptと同様に、複数の名前/値のペアを含むことができます:

Example

{"firstName":"John", "lastName":"Doe"}


JSON配列

JSON配列は、角括弧の中に記述します。

JavaScriptと同様に、複数のオブジェクトを含むことができます:

Example

"employees":[
    {"firstName":"John", "lastName":"Doe"},
    {"firstName":"Anna", "lastName":"Smith"},
    {"firstName":"Peter","lastName":"Jones"}
]

上記の例では、オブジェクト"employees"は3つのオブジェクトを含む配列です。 各オブジェクトは、個人(first name と last nameを持った)個人のレコードです。


JSONはJavaScript構文を使用する

JSONはJavaScript構文をを使用しているため、JavaScript内でJSONを取扱うのに、特別なソフトウェアは必要ありません。

JavaScriptを使用すると、オブジェクトの配列を作成し、次のようにデータを割り当てることができます:

var employees = [
    {"firstName":"John", "lastName":"Doe"},
    {"firstName":"Anna", "lastName":"Smith"},
    {"firstName":"Peter","lastName": "Jones"}
];

JavaScriptオブジェクト配列の最初のエントリには、次のようにアクセスすることができます:

// returns John Doe
employees[0].firstName + " " + employees[0].lastName;
Try it Yourself »

これには、次のようにアクセスすることができます:

// returns John Doe
employees[0]["firstName"] + " " + employees[0]["lastName"];
Try it Yourself »

データは、次のように修正することができます:

employees[0].firstName = "Gilbert";
Try it Yourself »

データは、次のようにも修正することができます:

employees[0]["firstName"] = "Gilbert";
Try it Yourself »

次の章では、JSONテキストをJavaScriptオブジェクトに変換する方法を説明します。


JSONファイル