PHP fgetcsv() 関数


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定義と用法

fgetcsv() 関数は、オープンしているファイルから行をパースし、CSV フィールドをチェックし ます。

fgetcsv() 関数は、改行、指定の長さ、または EOF のいずれか早いほうが返されると停止します。

この関数は、成功した場合は配列内のCSVフィールドを返し、失敗した場合とEOFの場合はFALSEを返します。

構文

fgetcsv(file,length,separator,enclosure)

パラメータ 説明
file 必須。チェックするファイルを指定する
length 任意。行の最大長を指定する。CSVファイルの最長行(文字数)より大きい値でなければならない。 このパラメータを省略する(または 0 を設定する)と、行の長さに制限はなくなるが、わずかに処理が遅くなる。

注:このパラメータは、PHP 5より前のバージョンでは必須です

separator 任意。フィールド区切り文字を指定する。デフォルトはカンマ ( , )
enclosure 任意。文字を括る文字を指定する。デフォルトは "

チップスと注意

チップ:fputcsv() 関数も参照してください。


例 1

<?php
$file = fopen("contacts.csv","r");
print_r(fgetcsv($file));
fclose($file);
?>

CSV file:

Kai Jim, Refsnes, Stavanger, Norway
Hege, Refsnes, Stavanger, Norway

上のコードの出力は、次の通り:

Array
(
[0] => Kai Jim
[1] => Refsnes
[2] => Stavanger
[3] => Norway
)

例 2

<?php
$file = fopen("contacts.csv","r");

while(! feof($file))
  {
  print_r(fgetcsv($file));
  }

fclose($file);
?>

CSV file:

Kai Jim, Refsnes, Stavanger, Norway
Hege, Refsnes, Stavanger, Norway

上のコードの出力は、次の通り:

Array
(
[0] => Kai Jim
[1] => Refsnes
[2] => Stavanger
[3] => Norway
)
Array
(
[0] => Hege
[1] => Refsnes
[2] => Stavanger
[3] => Norway
)

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