PHP fopen() 関数


❮ 完全な PHP ファイルシステム・リファレンス

定義と用法

fopen() 関数は、ファイルまたはURLをオープンします。

オープンが失敗するとこの関数は FALSE を返し、 E_WARNING レベルのエラーを発行します。 '@'を使ってこの warning を抑制することもできます。

構文

fopen(filename,mode,include_path,context)

パラメータ 説明
filename 必須。オープンするファイルまたは URL を指定する
mode 必須。ファイル/ストリームに要求するアクセスのタイプを指定する。

指定可能な値:

  • "r" (入力専用。ファイルの先頭から開始する)
  • "r+" (入出力用。ファイルの先頭から開始する)
  • "w" (出力専用。オープンしてファイル内容をクリアするか、ファイルが無ければ新規に作成する)
  • "w+" (入出力用。オープンしてファイル内容をクリアするか、ファイルが無ければ新規に作成する)
  • "a" (出力専用。オープンしてファイルの終端に出力するか、ファイルが無ければ新規に作成する)
  • "a+" (入出力用。ファイルの内容を保持して、ファイルの終端に書き出す)
  • "x" (出力専用。新規にファイルを作成する。ファイルが既に存在している場合は、FALSE とエラーを返す)
  • "x+" (入出力用。新規にファイルを作成する。ファイルが既に存在している場合は、FALSE とエラーを返す)
include_path 任意。include_path(php.ini内)のファイルも検索する場合は、このパラメータを '1'に設定する
context 任意。ファイルハンドルのコンテキストを指定する。コンテキストとは、ストリームの動作を変更できる一連のオプションです

チップスと注意

注: テキストファイルに出力するときは、行末には必ず正しい文字を使用してください! Unixシステムは\nを、Windowsシステムは\r\nを、Macintoshシステムは\rを行末文字として使用します。 Windowsは、ファイルを操作するときに\nを\r\nに変換する、変換フラグ('t')を提供します。 'b'を使用してバイナリモードにすることもできます。 これらのフラグを使用するには、モードパラメータの最後の文字として 'b'または 't'を指定します。


<?php
$file = fopen("test.txt","r");
$file = fopen("/home/test/test.txt","r");
$file = fopen("/home/test/test.gif","wb");
$file = fopen("http://www.example.com/","r");
$file = fopen("ftp://user:password@example.com/test.txt","w");
?>

❮ 完全な PHP ファイルシステム・リファレンス