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E4X How To

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E4Xにより、JavaScriptオブジェクトとしてXMLドキュメントを定義することができます。


JavaScriptオブジェクトとしてのXML

E4Xにより、日付や数学オブジェクトの宣言と同じ様に、XMLオブジェクトを宣言することができます:

var x = new XML();
var y = new Date();
var z = new Array();

XMLオブジェクトとしてXML文書を宣言できるため、XMLドキュメントを構文解析し、処理することも非常に容易です。


E4Xの例

例として、noteを表現するXMLドキュメントを構文解析し、編集することができます。

XMLドキュメントは、次のようなものです:

<note>
<date>2002-08-01</date>
<to>Tove</to>
<from>Jani</from>
<heading>Reminder</heading>
<body>Don't forget me this weekend!</body>
</note>

このXML文書を、noteと云う文字列に格納した場合、以下のJavaScriptステートメントを記述することにより、 xと云うXMLオブジェクト変数にロードすることができます:

var x = new XML(note);

または、XMLテキストをXMLオブジェクト変数に直接割り当てることができます:

var x = new XML();

x=
<note>
<date>2002-08-01</date>
<to>Tove</to>
<from>Jani</from>
<heading>Reminder</heading>
<body>Don't forget me this weekend!</body>
</note>;

上記XML例に対し JavaScriptステートメント:

document.write(x.from)

は、以下を出力します:

Jani

まったく簡単です。 そう思いませんか?


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