XSD 日付・時刻データ型
日付・時刻データ型は日付と時刻を含む値に使用します。
日付データ型
日付データ型は、日付を指定するために使用します。
日付は、形式 "YYYY-MM-DD" で指定します:
- YYYY は年を表します
- MM は月を表します
- DD は日を表します
注:全コンポーネントが必須です !
次は、スキーマでの日付宣言の例です:
<xs:element name="start" type="xs:date"/> |
文書内の要素は、次のようになります:
<start>2002-09-24</start> |
タイムゾーン
タイムゾーンの指定には、次のように UTC 時間の日付の後ろに "Z" を追加して入力するか:
<start>2002-09-24Z</start> |
または、次のように UTC 時刻からのオフセット日付の後ろに正または負の時間を追加して指定することができます:
<start>2002-09-24-06:00</start>
or
<start>2002-09-24+06:00</start> |
時刻データ型
時刻データ型は、時刻を指定するために使用します。
時刻は、形式 "hh:mm:ss" で指定します:
- hh は時間を表します
- mm は分を表します
- ss は秒を表します
注:全コンポーネントが必須です !
次は、スキーマでの時刻宣言の例です:
<xs:element name="start" type="xs:time"/> |
文書内の要素は、次のようになります:
または、次のようになります:
<start>09:30:10.5</start> |
タイムゾーン
タイムゾーンの指定には、次のように UTC 時間の時刻の後ろに "Z" を追加して入力するか:
または、次のように UTC 時刻からのオフセット時刻の後ろに正または負の時間を追加して指定することができます:
<start>09:30:10-06:00</start>
or
<start>09:30:10+06:00</start> |
DateTimeデータ型
dateTimeデータ型は、日付と時刻を指定するために使用します。
dateTimeは、形式 "YYYY-MM-DDThh:mm:ss" で指定します:
- YYYY は年を表します
- MM は月を表します
- DD は日を表します
- T は必須な時刻セクションの開始を表します
- hh は時間を表します
- mm は分を表します
- ss は秒を表します
注:全コンポーネントが必須です !
次は、スキーマでの dateTime 宣言の例です:
<xs:element name="startdate" type="xs:dateTime"/> |
文書内の要素は、次のようになります:
<startdate>2002-05-30T09:00:00</startdate> |
または、次のようになります:
<startdate>2002-05-30T09:30:10.5</startdate> |
タイムゾーン
タイムゾーンの指定には、次のように UTC 時間の日付と時刻の後ろに "Z" を追加して入力するか:
<startdate>2002-05-30T09:30:10Z</startdate> |
または、次のように UTC 時刻からのオフセット時間の後ろに正または負の時間を追加して指定することができます:
<startdate>2002-05-30T09:30:10-06:00</startdate>
or
<startdate>2002-05-30T09:30:10+06:00</startdate> |
期間データ型
期間データ型は、時間間隔を指定するために使用します。
時間間隔は、形式 "PnYnMnDTnHnMnS" で指定します:
- P は期間を表します(必須)
- nY は年数を表します
- nM は月数を表します
- nD は日数を表します
- T は時刻セクションの開始を表します(時間、分、秒を指定する場合は必須)
- nH は時間数を表します
- nM は分数を表します
- nS は秒数を表します
次は、スキーマでの期間宣言の例です:
<xs:element name="period" type="xs:duration"/> |
文書内の要素は、次のようになります:
上記例は、期間 5年間を表します。
または、次のようになります:
<period>P5Y2M10D</period> |
上記例は、期間 5年2か月と10日を表します。
または、次のようになります:
<period>P5Y2M10DT15H</period> |
上記例は、期間 5年2か月10日と15時間を表します。
または、次のようになります:
上記例は、期間 15時間を表します。
負の期間
P の前にマイナスを入力すると負の期間を指定できます:
上記例は、10日前を表します。
日付・時刻データ型
名前 |
説明 |
date |
日付の値を定義する |
dateTime |
日付と時刻値を定義する |
duration |
時間間隔を定義する |
gDay |
日付の一部を定義する - 日 (DD) |
gMonth |
日付の一部を定義する - 月 (MM) |
gMonthDay |
日付の一部を定義する - 月と日 (MM-DD) |
gYear |
日付の一部を定義する - 年 (YYYY) |
gYearMonth |
日付の一部を定義する - 年と月 (YYYY-MM) |
time |
時刻値を定義する |
日付データ型の制約
日付データ型で使用できる制約:
- enumeration
- maxExclusive
- maxInclusive
- minExclusive
- minInclusive
- pattern
- whiteSpace
|