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XSD - <schema> 要素

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<schema>要素は、全XMLスキーマのルート要素です。


<schema>要素

<schema>要素は、全XMLスキーマのルート要素です:

<?xml version="1.0"?>

<xs:schema>
...
...
</xs:schema>

<schema>要素は、属性を含むことができます。 スキーマ宣言は、このようにします:

<?xml version="1.0"?>

<xs:schema xmlns:xs="http://www.w3.org/2001/XMLSchema"
targetNamespace="http://www.w3schools.com"
xmlns="http://www.w3schools.com"
elementFormDefault="qualified">
...
...
</xs:schema>

次の部分:

xmlns:xs="http://www.w3.org/2001/XMLSchema"

は、スキーマで使われる要素とデータ型が "http://www.w3.org/2001/XMLSchema"名前空間からのものであることを示しています。 また、"http://www.w3.org/2001/XMLSchema" 名前空間から得られる要素とデータ型は、接頭辞xs:を付けなければならないことも示しています

この部分:

targetNamespace="http://www.w3schools.com"

は、このスキーマで定義した要素(note, to, from, heading, body)が"http://www.w3schools.com"名前空間からのものであることを示しています。

この部分:

xmlns="http://www.w3schools.com"

は、デフォルト名前空間が"http://www.w3schools.com"であることを示しています。

この部分:

elementFormDefault="qualified"

は、このスキーマで宣言された、XMLインスタンス文書により使用されるすべての要素は、名前空間で修飾しなければならないことを示しています。


XML文書におけるスキーマ参照

このXML文書は、XMLスキーマを参照しています:

<?xml version="1.0"?>

<note xmlns="http://www.w3schools.com"
xmlns:xsi="http://www.w3.org/2001/XMLSchema-instance"
xsi:schemaLocation="http://www.w3schools.com note.xsd">

<to>Tove</to>
<from>Jani</from>
<heading>Reminder</heading>
<body>Don't forget me this weekend!</body>
</note>

次の部分:

xmlns="http://www.w3schools.com"

は、デフォルトの名前空間宣言を指定しています。 このXML文書で使用されるすべての要素は、"http://www.w3schools.com"名前空間で宣言されていることをschema-validatorに知らせます。

一旦、利用可能なXMLスキーマインスタンス名前空間を持てば:

xmlns:xsi="http://www.w3.org/2001/XMLSchema-instance"

schemaLocation属性を使うことができるようになります。 この属性は、スペースで区切られた 2 つの値を、持っています。最初の値は、使用する名前空間です。 2番目の値は、その名前空間に使用するXMスキーマの場所です:

xsi:schemaLocation="http://www.w3schools.com note.xsd"

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