XML DOM - プロパティとメソッド
プロパティとメソッドは、XML DOMへのプログラミング用のインタフェースを定義します。
プログラミング・インタフェース
DOMは、ノードオブジェクトの集合としてXMLをモデル化します。ノードは、JavaScriptや他のプログラミング言語からアクセスできます。
このチュートリアルではJavaScriptを使用します。
DOMへのプログラミング・インターフェースは、標準のプロパティとメソッドのセットで定義されます。
プロパティは、それが何であるかを参照します(すなわち、nodenameは"book"です)。
メソッドは、それが何を実行するかを参照します(すなわち、"book"を削除します)。
XML DOM プロパティ
これらは典型的なDOMプロパティです:
- x.nodeName - xの名前
- x.nodeValue - xの値
- x.parentNode - xの親ノード
- x.childNodes - xの子ノード
- x.attributes - xの属性ノード
注: 上記リストのxは、ノードオブジェクトです。
XML DOM メソッド
- x.getElementsByTagName(name) - 指定のタグ名を持つすべての要素を取得
- x.appendChild(node) - xに子ノードを挿入
- x.removeChild(node) - xから子ノードを削除
注: 上記リストのxは、ノードオブジェクトです。
例
books.xml中の、最初の<title>要素からテキストを取得するJavaScriptコード:
txt=xmlDoc.getElementsByTagName("title")[0].childNodes[0].nodeValue
ステートメントの実行後、txtの値は "Everyday Italian"になります
説明:
- xmlDoc - パーサにより作成されたXML DOMオブジェクト
- getElementsByTagName("title")[0] - 最初の<title>要素
- childNodes[0] - <title>要素の最初の子(テキストノード)
- nodeValue - ノードの値(テキストそのもの)
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