XML DOM ノード型
DOMは、ノードオブジェクトの階層構造として文書を表現します。
例
以下の例は、XMLファイルbooks.xmlを使用します。
外部JavaScriptの関数 loadXMLDoc()は、XMLファイルをロードするのに使用します。
全要素のnodeNameとnodeTypeを表示します
全要素のnodeNameとnodeValueを表示します
ノード型
以下の表は、いろいろなW3Cのノード型とノード型が持つことのできる子をリストします:
ノード型 |
説明 |
子 |
Document |
文書全体(DOMツリーのルートノード)を表します |
要素 (最大1つ), 処理命令, コメント, 文書型 |
DocumentFragment |
文書の一部を持つことができる"軽量"な文書オブジェクトを表します |
要素, 処理命令, コメント, テキスト, CDATAセクション, 実体参照 |
DocumentType |
文書に定義された実体へインタフェースを提供します |
なし |
ProcessingInstruction |
処理命令を表します |
なし |
EntityReference |
実体参照を表します |
要素, 処理命令, コメント, テキスト, CDATAセクション, 実体参照 |
Element |
要素を表します |
要素, テキスト, コメント, 処理命令, CDATAセクション, 実体参照 |
Attr |
属性を表します |
テキスト, 実体参照 |
Text |
要素または属性のテキスト内容を表します |
なし |
CDATAセクション |
文書のCDATAセクション(パーサにより構文解析されないテキスト)を表します |
なし |
Comment |
コメントを表します |
なし |
Entity |
実体を表します |
要素, 処理命令, コメント, テキスト, CDATAセクション, 実体参照 |
Notation |
DTDで宣言された記法を表します |
なし |
ノードタイプ - リターン値
以下の表は、nodeNameとnodeValueプロパティが各ノード型ごとに何を返すかをリストしています:
ノード型 |
nodeNameリターン値 |
nodeValueリターン値 |
Document |
#document |
null |
DocumentFragment |
#document fragment |
null |
DocumentType |
doctype 名 |
null |
EntityReference |
実体参照名 |
null |
Element |
要素名 |
null |
Attr |
属性名 |
属性値 |
ProcessingInstruction |
target |
ノード内容 |
Comment |
#comment |
コメントテキスト |
Text |
#text |
ノード内容 |
CDATASection |
#cdata-section |
ノード内容 |
Entity |
エンティティ名 |
null |
Notation |
記法名 |
null |
ノードタイプ - 名前付き定数
ノードタイプ |
名前付き定数 |
1 |
ELEMENT_NODE |
2 |
ATTRIBUTE_NODE |
3 |
TEXT_NODE |
4 |
CDATA_SECTION_NODE |
5 |
ENTITY_REFERENCE_NODE |
6 |
ENTITY_NODE |
7 |
PROCESSING_INSTRUCTION_NODE |
8 |
COMMENT_NODE |
9 |
DOCUMENT_NODE |
10 |
DOCUMENT_TYPE_NODE |
11 |
DOCUMENT_FRAGMENT_NODE |
12 |
NOTATION_NODE |
|